アメリカの大学事情 |
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アメリカの大学事情コーナー
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アメリカの大学事情
アメリカの大学には、四年制大学が総合大学(University)、文理大学(Liberal Arts College)合わせて約2200、
二年制大学が約1400あり、大学の約6割は私立大学ですが、学生(1500万人)の約8割は公立大学に属します。
二年制大学は、いわゆる二年制カレジ(2 Year College)とコミュニティー・カレジ(Community College)があります。
日本の短大に似ているのは、本来の二年制カレジで、その数は少なく200位です。ジュニア・カレジ(Junior
College)は、教科内容は四年制大学の教養科目に相当し、学位・称号は授与せず、卒業証明書だけのところもあり
ますし、準学士号を与える大学もあります。上級二年制大学(2 YearUpper−Division College)は少数で約50しかな
く、教養科目を修得した学生や準学士を教育して学上の称号を与えています。
二年制大学のうち、残る約1200はコミュニティー・カレジで、短期大学よりは市民大学とでも言うべきものです。二
年制大学の80パーセントがこれに属し、ほとんどの学校で準学士を授けます。
学生数は全米の学部学生の約半数を占め、入学には制限はなく、高校卒業生か、その資格があれば誰でも入学
でき、一般教養科目を教えて、市民への教育普及に貢献しています。生涯学習校としての利用度も高く、料理、手芸
、事務関係の各種技能、スポーツや、また外国人がアメリカ市民権を取るのに必要な知識が学べます。
職業専門学校として、技工員や事務員の養成を行う工業学校(Technical College)や商業学校(Business
College)なども含まれ、葬儀や指圧療法の専門家養成のコースをもつ市民大学もあります。
(2003年4月現在)
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