Love&Love英語でメキメキ上達!! |
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Love&Love英語でメキメキ!!上達コーナー
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クリストファ・バーナード氏の”英語上達の常識”から
ここから入手できます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309905625/qid=1135408873/ sr=1-1/ref=sr_1_2_1/250-6708897-8798616/lleigo-22/
・なかなか上達しない。
・どれくらい上達したか判断する方法がわからない。
・英語の勉強法についてありきたりの方法しか知らない。
・やる気が続かない、等々。
独習者のみならず、大学や各種学校で学んでいる人、そしてその両方の方法で学んでいる人を念頭において、英語を「ゆっくりと」学ぶ方法について書かれています。
そして、英語学習に対する具体的なアプローチについて数多くの提案をするとともに、あわせて英語とその学習についての考え方を述べています。
現代社会に暮らす私たちは、何よりも「速い」解決法をほしがります。
「さくっとやろう!」
「すごく簡単だから全然時間がかかりません」
「お急ぎください!今お求めにならなければ、一生手に入れるチャンスを逃しま す」
などなど。
しかし、実際は、ほとんど、いつも、目的は果たされず、落胆の憂き目を見るこ とになる場合が少なくないようです。
外国語学習の場合も、私たちをとりまく状況は、ダイエツトと共通点がとても多 い、と言われます。
”ダイエツトも外国語も、私たちは、時間をかけて、ゆっくり着実に取り組まね ばなりません。”
”たとえ一か月で何千語を確実に覚えたとしても、かなりの確率でそれをすぐに 忘れてしまうのです。”
”ダイエツトにたとえれば、何も覚えていない状態に「リバウンド」してしまう ことだってありうるのです。”
クリストファさんは、
”ゆっくりと、ふつうのやり方で英語を勉強すれば、みなさんの英語力は、「読 む/書く/聞く/話す」の四技能とも、自然と著しく向上するだろう”
と言われます。
これは、学校に通っているか独学しているかは関係ないそうです。
また、ゆっくりやれば、英語が面白くなり、英語の勉強が楽しくなっていること に気づくはずだと言われます。
強迫観念に駆られた速習ほど興味やモチベーションを壊してしまうものはありま せんとも。
ごく短期間で英語をものにしてしまう天賦の才をもった幸運で特別な人もいるに はいますが、このような人は非常にまれです。
クリストファさんは、日本での英語の教育法について問題点を指摘しておられます。
英語の学習には、ヨコ方向とタテ方向がある、と言われます。
ヨコ方向の学習とは、どんな場合にも記号などを用いたヨコ方向の英文法学習法のことのようです。
今では実に多くの英語教師が英語を不自由なく話し、さらに多くの場合、素晴らしい水準にあるにもかかわらず、あいかわらず、ヨコ方向のメタ言語の学習法が行われているようです。
これがいけないというわけではないそうですが、問題なのは、
”これが日本の英語教育における教え方の主流であるとともに、主な目標にもなっている”
ということのようです。
そのため学習者は、
”私たちは、ヨコ方向のメタ言語は習ったが、タテ方向の言語は習わなかった。だから、私は『知覚動詞』と『関係代名詞』と『現在進行形』は知っているし、本当にたくさんの練習問題を学校でこなした。これらの項目について先生は何回も説明してくれた。”
ということになり、
”しかし、私は I
can see the man who is walking down the
street.といえない。”
となってしまいます。
日本の学校で行われている英語教育はいろいろな問題があったのは事実だと思い ます。さまざまな謎が違った角度から明らかにな
でも、そればかりではなく、問題の本質は別のところにある、と言われます。
”英語を話せないのは英会話を習っていないかどうかが問題ではありません。本当の問題は、英語という言葉を実用にかなうように学んでいないことです。”
つまり、満足のいくレベルに到達することができていないことだと言われます。
”日本人は学校で英語を学ぶが、英会話は学ばない”というのは、日本の英語教育に携わる人たちの責任逃れの口実にすぎません。
またそれは、ある程度のレベルにも到達できない学習者たちの言い訳にもなります。
”私は学校で英会話を習わなかったから、ごく簡単な英語の会話もできないのは自分の責任ではありません。”
でも、それは一面の真実ではありますが、本当のところはそうではないようです。
自分のうまくいかなかったことを、自らの力の及ばない要因のせいにすることで釈明することができる仕組みになっていることが問題なのだと言われます。
英語教育については、このような都合のよい虚構が日本の社会全体に蔓延しているようです。
これが大きな原因なのだと指摘されています。
”「英会話」をめぐる日本の事情は、このような虚構をもとにして教育界が作り出した陰謀であるとさえいうことができるでしょう。”
それでは各個人としてはどうしたらよいのでしょうか。
その答えは、
”英語の勉強の仕方について常識的に考え、そのための学習環境を自ら作り出すことです。”
つまり、
”現在あるいは過去に教室でどのように英語を教わっていようが、それとは別にどうすれば理にかなった勉強になるかを考え、それ相応の勉強をすることができる環境を自分で作り出すしかありません。”
”そうすれば、自分の満足できるレベルで英語を話し、理解し、書き、読むことができるようになるでしょう。”
英会話をマスターしようなどどいう考えは捨てて、英語(英文法)と英会話を同時に学ぶことが大切のようです。
”そもそも「英会話」と呼ばれるものなど存在しないので、あるのはただ「英語」のみです。”
傾聴すべき御意見ではないでしょうか。
”学習者にとって必要なのは、自分の環境を用いてボキャブラリーを増強し、ライティングの技術を向上させることだ”
と言われます。これなら、どんな人でもやる気しだいで行えることですね。
実際にどのような内容になるかは、個性などによって当然変わってきます。
しかし、各自の英語のレベルに左右されることがあっても、基本的なアプローチは同じだそうです。
そして、
”誰でも週二回一年間、この戦略を実行すれば、かなり大幅に英語の表現力を伸ばせるようです”
と言われます。
要は、飽きずにやれる方法を工夫することのようです。やり方はいくらでもあると思います。
そして、
”勉強の仕方が上手な人たちは、英語力を伸ばすための環境を自ら作り出し、このような戦略にしたがって独学しているのです。”
と言われます。
まったく目立った進歩がないのは、おそらく自分のとるべきこのような戦略について気づいていないからだそうです。
では、戦略とは・・・。
クリストファさんは、英語学習の最低条件として、
(1)学習環境の中でリラックスしていること(学校の教室でも独学の場合も)。
(2)英語の勉強について常識的に考えることができること。
(3)英語を勉強するさい常識的にふるまうことができること。
をあげておられます。
”学習者が学習環境の中でリラックスしていない場合”の例として、次のような場合をあげておられます;
・学習者が、人前で英語を話したりミスしたりすることを著しく恐れている。
・その場にいる他の学習者と協力しあうことができない。
・故意にあるいは無意識のうちに英語をカタカナ式で発音する。
・勉強の目標を見失いかけ、それを達成する方法がわからなくなっていたり、どうやって自分の実力をチェックしたらよいか、どうすれば効果的に勉強できるのかなどがわからない。
・英語の勉強に挫折を感じていたり、やる気をなくしている。
では、リラックスするためにはどうしたらよいのでしょうか。
クリストファさんがあげておられるのは、次のようなことです。
・英語を話すことを怖がったり、恥ずかしがったりしないこと。
・ミスをしてもあわてないこと。失敗から学ぶべきことも多い。
・講師や他の学習者から誤りを訂正されたら、それをありがたく思うこと。
・英語の上達により自分の生き方がプラスの方向に向かうのだと自信をもつこと。
・人間として自分自身に自信をもつこと。
・異文化から学び、それを受け入れるのをいとわないこと。
次に、英語の勉強について常識的に考えるとは、どのようなことなのでしょう か?
クリストファさんは、たとえば次のような事柄が含まれる、と言われます。
・具体的かつ現実的な目標がある。
・言葉を学ぶことは、長期にわたって取り組むべき作業であると認識している。
・言葉が違えば表現も異なるということを素直に受け入れるだけの広い心と柔軟な考え方をもつ。
・挫折感や退屈、失望などの感情は、英語を学ぶものならほとんどが誰もが経験することであり、英語ができるようになった人たちも、こうして苦労を経験したうえ で、英語をマスターしたのである。
そして、クリストファさんは、ぜひやった方がよいこととして、
”自分の間違った箇所をきれいに消して、正解に書きかえる”のでなく、
”自分の間違いには×をつけて、その脇に訂正を書き添える”のが、
理にかなった常識的なふるまいだ、と言われます。
クリストファさんは、英語を勉強するさい常識的にふるまうために必要なことは、次のようなことだと言われます。
・失敗から学ぼうとする姿勢をもつこと。
・何かわからないことがあれば質問すること。
・必要がない場合はなるべく日本語を話さないこと。
・グループ練習を行う場合、その順序や役割などを英語で話し合って決めること。
・授業ではなるべく前のほうの列に座ること。
・他の受講者と仲良くすること。
これらは最低条件で常識的なことばかりと言われますが、実行されていないことが結構多いのではないでしょうか。
こういうことを当たり前のこととして、当たり前に行われることが大切なことのようです。
クリストファさんは、英語と積極的につき合わないかぎり、いくら勉強したつもりでも、自分が期待したような上達は望めない、と言われます。
たしかに、いかに積極的に、ポジティブに関わるかがとても重要ではないか、と管理人も考えます。
たとえば、講師・教師や教科書あるいは辞書が提供してくれるいろいろな英語のデータを「自分のものにする」よう努力すること、です。
具体的なやり方にはそれこそ何百通りの方法があり、ご自分に合った方法を選択することではないでしょうか。
”まず、次のような場面を想像してください。授業中に講師が黒板に新しく出てきた単語のリストを日本語訳も添えて書き出しています。それらの単語はその前に読んだ英文に出てきた頗番に並んでいます。そして、受講者がそのリストをノートに書き写しています。”
ただ帰宅してこのリストと日本語訳を暗記するだけでは、英語と積極的につき合っているとはいえないそうです。
データに自分なりに手を加えることを怠っているから、だそうです。単語リストを何らかの方法で並べ直せば、ちゃんと英語と積極的につき合っていることになる、そうです。
”たとえば、単語を品詞ごとに分類してみたり、さらに名詞ならば生物か無生物かで分けてみてもよいでしょう。また、動詞ならば、心の状態を表すものと行動を表すものに分けてみるのも面白いと思います。”
”あるいは、日本語訳を消して、その代わりに辞書で調べた例文やフレーズを書いておくのもよいでしょう。”
要は、主体的にかかわって英語を”自分のものにする努力をする”こと、でしょうか。
クリストファさんは、英語を勉強するための戦略は次の3つの視点から考えると よいと言われます。
・マクロの戦略対ミクロの戦略
具体的には、英語を勉強する目標を確立し、勉強を管理・モニターし、評価する こと。英語を勉強するモチベーションを高めること。英語を勉強することに関して 自信を深めること。学習環境において、他の人たち(講師・教師、他の受講者、街 で出会うネイティブスピーカーなど)とプラス思考で関係を築くこと。
いずれも、なるほどと思います。管理人は、たぶん、モティべーションがもっと も大切なのではないかと思います。
・インプットの戦略対アウトプットの戦略
インプットがなければアウトプットできませんので、どこでどうインプットしア ウトプットするかが重要ですね。
・言語の四技能(読む/書く/話す/聞く)の関連
理想的には四技能を均等に伸ばすことではないかと思いますが、”聞く”と”書 く”がむずかしいのでしょうか。
皆様はいかがでしょうか。
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