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西村 喜久氏の”おそろしいほどヒアリングができる本”から

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 呼吸には、胸を上下させて行なう”胸式呼吸”と、おなかをを膨らませたりへこ
ませて行なう”腹式呼吸”があります。

 ストレスがあるときなどの速くて浅い呼吸は主に胸式呼吸で、逆にリラックスし
ているときは主に腹式呼吸のようです。

 腹式呼吸では横隔膜が上下に働き、胸式呼吸よりもはるかに多くの酸素を取入れ
ることができるようです。

 西村氏は、”英語は腹式呼吸による発声方法なんです”と言われます。

 日本人と西洋人の発声の大きな違いは、日本人の場合、東洋系の人は主に有声音
が主体であるのに対して、西洋の人々は”吐く息+有声音”が主体からと言われま
す。

 西洋人の吐く息の圧力は、白本人の約3倍であると発想しよう、とのことです。

 西村氏は、英語の音のベースは息なのです、と言われます。

 日本語は有声音だけの世界ですが、英語は、吐く息、吸う息がベースで、有声音がその息のあとからのっかるような感じで発声される、とのこと。

 したがって、吐く息 吸う息の音が、英語のベースであると言われます。

 このことを知りませんと、ヒアリソグで苦しまなければならなくなるそうです。

 英米人がとても速くしゃべれるのは、腹式発声(呼吸)だからで、それも”h”の音が基本になっている、と言われます。

 つまり、日本語の”a”は英語では”h+a”で、”b”も”h+b”で、”c”は”h+c”になるようです。

 ”h”の音の発声は、お腹に手をあてて声を出さずに吐気音を一気に出すときの音だ、ということです。

 そして、吐気(息)を出しているとき、お腹が@へこむAふくらむのどちらかによって、対処法が異なってくる、とのことです。

 腹式発声ができない人はヒアリングができないわけではないそうですが、できるようになればヒアリング力がもっと高まるということのようです。

 「ハアーッ」という一息と最後に息を全て吐き出す圧力が

 8秒の人
 4秒の人
 2秒の人

がいたとしたら、

 1つの文を一息で言うには、8秒の人は8秒で言えるのに対して2秒の人は2秒で言わなければならなくなります。

 2秒の人は、息の圧力が途切れてイントネーションの乱れにつながる、とのことです。

 西村氏は、”米国式の腹式呼吸では、日常会話は文頭から文尾までイッキが原則です”と言われます。

 西村氏は、英米人は日本語の約3倍近い圧力で話してきます、と言われます。

 ”o”,”u”,”k” のように、次の音につなごうとするためにすごい圧力がかかる音を「ケリの音」という名で呼んでおられます。

 ケリの音の圧力が強い人ほど、発音が鮮明に聞こえるそうです。そして、単語の語尾がより鮮明に発声されるため、「よくわかる」英語ということになるようです。

 吐気量の大きい人は、このケリの発音さえしっかりしていればわかりやすい英語になる、とのことです。

 ちなみに、discussion(議論),speech(スピーチ),newscaster(ニュース・キャスター),announcer(アナウソサー)などの声は、語尾が鮮明に発音されているので聞きやすいようです。

 英語では「ハアッ」という息の上に音がのるとのこと。

 吐く息の音は”h”ですから、aからzまでのアルファベットの発音は、実は”h+〔a〜z〕”ということになるそうです。

 東洋系の人の発声は、このhの音は入らないそうです。

 英語ではこの”h”が入り、吐く息に有声音が加わるため、声の幅は高音では日本語の約3倍カン高く、低音でほドスの聞いた音になるようです。

 そこから、日本人が通常、聞いたことも言ったこともない発声の領域が存在することになるようです。

 西村氏はこの領域のことを、「異音」と呼んでおられます。

 「異音」ほすべて吐気先行(腹式発声)が原則です。このことをヒアリングをするうえで知らないと、いつまでたってもスピードのついた会話がわからなくなるそうです。

 さて、「異音」ほすべて吐気先行=腹式発声が原則のようです。

 試しに、テープに有声音と吐気音を録音して、どちらが言葉そのものがはっきりしているかを聞いてみるとよいそうです。

 例文; T’ve almost missed the kids.

 吐く息だけでやると単語の語尾が鮮明でになるとのことです。

 皆様も、一度お試しになってはいかがでしょうか。

 いくらきれいに発音し発声しているように思っても、吐気先行では、たとえばmissed の ed は聞きづらい音になっていまう、とのことです。

 西村氏は、”ヒアリングに強くなる方法は、1にも2にも吐気音に敏感になることなのです、と言われます。”

 そして、ヒアリングに強くなるには、できるだけ吐気で英語を口ずさむことが最大のポイントだと言われます。

 毎日ベッドで、口で息を吸い息を吐き出す練習をするとよいようです。

 ポイントは、吐く息ほ一息も残さずすべて吐きること、とのこと。

 この方法を毎日10回ずつ1ケ月間ほどやってみれば、グッとよくなるようです。

 それは、

 第一に、吐く息の圧力が大きければ大きいほど文頭から文尾まで英語がきれいに発音されるようになること。

 第二に、吐く息の圧力が大きければ大きいほど英語の語尾や文尾にあたる p・t・k,b,dという英語の低音部の音に敏感になること。

 とのこと。

 こうすると、不思議とヒアリングができるようになるそうです。

 さっそく私も・・・。

 さて、西村氏は、”声を出さないで吐く息だけで最後になればなるほど吐く息の量を多くして練習してください”と言われます。

 この練習は、慣れるまで毎日やることが大切なようです。

 そして、この練習は、実は、ヒアリングの予備練習になるとのこと。

 管理人もさっそくやってみようと思います。

 ふだんから、日本語でも腹式呼吸でやれるようになるとさらによいとのことです。

 西村氏は、”ある単語の語尾の音と次の単語の語頭を言う時に発する「ケリの音=吐く息」の音が大きければ大きいほど英語は限りなくネイティブに近くなる!”と言われます。

 たしかに、日本語の方はこの部分をあまり意識していないですね。

 たしかに、日本人同士ではあまり見られないほどのスピードで会話が行われているようです。

 その対策は、次の練習をすることだ、と言われます。

@吐く息だけで文を読んで吐く息の練習をします。

A吐く息を十分意識しながら音を少しのせるような感じで練習します。

Bだんだん吐気音に有声音をのせます。

C吐気音と有声音とが同時になるように声を張りあげます。

 そして、スピードのある会話は必ず顔を振ってタイミングをとることも大切だ、と言われます。

 そういえば、日本人にはオーバーに思えるほど、顔をタテヨコに振ってタイミイングよくスピードを出しているように見えますね。

 皆様は、どうお感じになられますか。

 顔を振らない場合は目でタイミングをとって話しているようです。

 身振り、手振りもそっくりにすると、とても感じが出るように思えます・・・。

 西村氏の「ヒアリング10の法則」です。日本人がヒアリングでつまずく原因のほとんどがこのいずれかにあるそうです。

@〔t+母音〕の時:tはdと発音することが多くさらにlに近い音になる。

A〔t+子音〕の時:tは無音かそれに近い音になる。

B語尾が〔p,k,b,d+子音〕の時:p,k,b,dは無音に近い音で発声する。

C〔m,n(g)+t〕の時:tは無音になることがある。

D〔母音+f〕は[lr]の音になることがある。

Ethemは[em],himは[im],herは[∂(:〉]と発音することが多い。

Fp,t,k,b,dが文尾の時:無音に近い音で発音されることが多い。

G〔tr+母音〕は「チュラ,チュリ,チュルウ,チュレ,チュロ」となることがある。

H〔子音+t〕の時:tが無音になることがある。

Rofは∂(アー)と発音することがある。

 ヒアリングは順序と方法が間違っていると決して上達しないそうです。

 まずは、前回の”ヒアリングの法則”をしっかり体得すること。

 次にヘッドホーンをつけて英米人の吹き込んだテープなどをシナリオを見ながら同時に口ずさむこと。

 スピードの速いテープをなるべく使い、何度も何度も練習すること。

 ”英米人と同じ速度で口ずさむことができれば必ずそれだけのヒアリングもできる”そうです。

 もし英米人と同じ速度のものが口ずさむことができながらヒアリングができないという場合は、シナリオを読んでも英語の意味そのものがわからないためだそうです。

 シナリオとテープのついたものを買ってきて、シナリオを1杖だけコピーしておき、そのコピーに10の法則通りカナを打ちます。

例: Put  it On.
   プッリィ ロオン

という具合です。

 ヒアリングでは順序と方法が間違っていると決して上達はないそうです。

 語尾と文尾が〔p,t,k,b,d+子音〕のパターソは、p,t,k,b,dを美しいマジックインキですべて消します。

 例:T’m tired.
    アイムタイヤ

 そして,ヘッドホーンをかぷりシナリオの中で一番速くて長い部分の音声を聞きながらそれと同時に声を出さずに息だけでイッキにシナリオを読んでください、とのこと。

 一行一行英米人の速度と同じ速度で読めるまで次の行に移らないことが大切です。

 一行を1日かかろうと2日かかろうと構わずに、英米人の速度についていけるまで真剣にやること。

 この方法で終りまで同じペースで頑張って10日間練習すれば、ヒアリングは上達することうけあいです、とのこと。

 これまでスピードが速くて聞こえなかった音が聞こえてくるようになるそうです。

 西村氏は、前号までの練習に真剣にトライすれば、FENはむろんのこと、ディスカッションやスピーチなどの英語が、ウソのように聞こえてくると言われます。

 これはぜひやってみる価値があるのではないでしょうか。

 特に、シナリオの中で長くて手がつけられないほど速い部分のみを吐く息だけで毎日毎日練習することが大切なようです。

 10日間ほどは苦しい思いをするかもしれませんが、それを過ぎると必ず効果が上がってくるとのこと。

 ポイントは、

・p,t,k,b,dの音に敏感になり強くなる

・文頭から文尾までイッキに英米人と同じ速度で読める

ということです。




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