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Love&Love英語でメキメキ!!上達コーナー


Love&Love英語でメキメキ上達!!
 

◆ジョナサン・ルイス氏の”ブロードバンドで学ぶ英語”から

 ブローバンドの時代になり、英語の学習もずいぶん機会が増え、やりやすくなりました。

 これを有効に活用することが、これからの時代にとても大切と思います。

 インターネット経由でラジオを聴くことは、多くのパソコン・ユーザにとってかなり日常的な行為になっています。

 インターネット・ラジオとは何でしょうか。

 どうしたら聴くことができるのでしょうか。

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 ブロードバンドの到来と同時に常に話題にされ、注目を集めているのは、インターネット放送に関しては、ラジオではなくむしろ動画の方でしょう。

 ニュース番組や、映画の予告、ミエージシヤンのビデオクリップなどは、すでに様々なサイトで見ることができるようになっています。

 このような中で、ルイスさんが語学学習のツールとしてあえてインターネット・ラジオを勧めるのには、次の三つの理由がからです。

第一

 インターネット・ラジオは、動画放送に比べてブロードバンド環境がそれほど整っていなくても、実用に供すること。

第二

 ラジオはテレビと違って、「ながら利用」ができるということ。

第三

 ラジオで情報伝達の手段となるのは「音声」だけで、音声だけで理解できるように非常に工夫されて作られていること。

 インターネットラジオとは、インターネット上で放送するラジオのことです。

 「ネットラジオ」「ウェブラジオ」「ネトラジ」と言われることもあります。

 インターネットラジオは、パソコンとインターネットに接続する環境があれば
誰でも聴いたり、放送することができます。

 FM局やAM局など、電波で配信されるラジオ局で個人で番組を作ることは難しいですが、インターネットラジオなら、自由自在に自分の好きな番組を作って聴いてもらうことができます。

 インターネット上で曲や番組が配信されますので、雑音もなく、世界中から、番組を聴くところが魅力です。

 いまでは、ポッドキャスティングという言葉も生まれています。

 アップルコンピュータのiPod(アイポッド)と、broadcasting(ブロードキャスティング)の2つの言葉を組み合わせて作られた造語です。

 インターネット・ラジオは、ホームページなどを見る行為の延長だと思えばよい、とのこと。

 まず一般のインターネット・ブラウザ・ソフトで、聴きたい放送局のホームページを開きます。

 そして放送中の番組を聴くことが可能な場合、「Listen」とか「ListenLive」などのリンクをクリックします。

 すると、インターネット放送を受信するためのソフトが自動的に起動し、数秒するとパソコンのスピーカーからラジオの音声が流れてきます。

 過去の番組が録音されたものが提供されている、いわゆるオンデマン場合もあります。

 ブロードバンドやインターネット放送が普及してからというもの、最近のパソコンには、購入した時点ですでにプレーヤ・ソフトがインストールされていることが増えてきました。

 従って、初めてインターネット・ラジオに挑戦する場合でも、何の準備作業もせずにすぐに楽しめてしまう人も多いようです。

 よく使用されるのは次のようなソフトです。

・Windows MediaPlayer(最初からOSに付いています。)

・Real Player

・Quick Time

 ソフトをインストールする必要があるときに、そのソフトをどこから手に入れればよいのでしょうか。

 多くのインターネット・ラジオサイトは、その番組を聴くために必要なプレーヤ・ソフトのダウンロードサイトへのリンクも掲載していますので、そこから手に入れるのが最も手っ取り早い方法です。

 いずれも、無償のソフトの利用でよいと思います。プレミアムなどは有償となりますのでご注意ください。

・Windows MediaPlayer(最初からOSに付いています。)

 Windows Media Player のダウンロードサイトです。

 音楽をもっと幅広く楽しめ、高品質の音楽、ビデオ、写真などの最新の情報を入手できます。

 http://www.microsoft.com/japan/windows/windowsmedia/mp10/default.aspx

・Real Player

 リアルプレーヤーのダウンロードサイトです。

 Realならではの超高音質 高音質で定評のある、RealPlayer のストリーミング再生が楽しめます。

 http://www.jp.real.com/realmusic_945.html

・Quick Time

 クイックタイムのダウンロードサイトです。

 米国および、その他の国で登録された APPLE社の商標または、登録商標です。

 http://www.apple.com/jp/quicktime/download/win.html

 次の問題は、どう録音したらよいかということです。

 インターネット・ラジオのデータは通常、聴き手のコンピュータに保存されません。

 ですが、インターネット・ラジオのデータはデジタルですので、聴き手のハードディスクに保存することはそれほど難しくありません。

 RealPlayerの有料バージョンには、「録音」ボタンやメニューアイテムが用意されています。

 しかし、お勧めしているので無料ソフトです。

 一方、インターネット・ラジオ局はだいたい、著作権などの理由で録音機能が使えないように設定されています。

 オンデマンドがなく、生放送でしか提供されていない番組で、特に海外の番組を聴きたい場合は、録音ができないのは大変不便です。

 また、番組がオンデマンドの場合でも、番組がアーカイブを提供していない場合、次の番組が放送されると失われてしまうものがほとんどです。

 そこで、何度も聴きたい番組などは録音できると便利です。

 インターネット・ラジオを録音するには、次の二つの方法があります。

・コンピュータのオーディオ出力端子をiPODMDやICレコーダーに接続する方法

 http://f33.aaa.livedoor.jp/~lleigo/BN/hint2.html

・コンピュータのオーディオ端子をコンピュータのオーディオ入力端子に接続し、音声編集ソフトを使ってコンピュータのハードディスクに保存する方法

 ところで、インターネットラジオの話ですが、・・・。

 もし、地上波で自分のラジオ局や自分の番組を持とうと思ったら、それを実現させるのは至難の技です。

 多くの規制があり、とても個人が趣味でできるようなことではありません。

 ですが、今では、個人でもインターネット・ラジオが立ち上げられます。

 たとえば、

 11ve365.com

 http://www.live365.com/cgi-bin/directory.cgi?autostart=sorabiaradio

という、フリーのオンライン・ラジオ・ステーションを利用します。

 ホームページを開き、「Broadcast」というボタンをクリックします。

 説明に従って必要なデータを入力します。

 そこで必要とされるのは、自分の局名や放送の内容の簡単な説明、リスナーが自分の局にアクセスするために必要となる最低限のモデム速度の設定などで、わず
か数分で済んでしまいます。

 局の利用料の支払いの手続きが終わった時点で、ひとつのラジオのチャンネルのオーナーになれます。

 利用料金は、1ヶ月、数千円です。

 個人放送局は、

 ラジオプロバイダーを使ってインターネット放送を行うとき、

 放送したい音声を手元のパソコンからプロバイダーのサーバに送り、

 聴き手はプロバイダーにアクセスして受信する、

という仕組みのようです。

 放送の方法には、生放送とアップロードしたものの放送との二つがあります。

 自分がおしやべりをしながら音楽をかけたり、おしゃべりしていない時間帯には、あらかじめ用意しておいた音声ファイルを無限ループで放送することができるます。

 この二つは、いつでも好きな方法に切り替えることができるようです。

 便利ですね。

 放送を開始する前に、二つのソフトをダウンローします。

・生放送のためのソフト

 このソフトを使って、マイクの音声を流したり、パソコンに入っている音声ファイルを流したりします。

 音楽の音量を少しずつ下げ、音楽をバックグラウンドにしながら次の曲を紹介することもできます。

・生放送を行つているときに流す無限ループの音声ファイルをサーバにアップロードするためのソフト

 ループ放送をするにあたっては、いくつかのルールを守らなくてはならないそうです。

 放送する音楽は自分が実際に所有しているメディアであること。

 同じ曲や同じアルバムを流し続けることはできないこと。

 ループの長さは最低でも3時間で、その3時間の間に同じ歌手や同じアルバムのものを3曲以上かけてはならないこと。

 いろいろな制約があるようです。

 また、どんな曲目をかけるのかをウェブやメールであらかじめ知らせてはいけないそうです。

 例;

 11ve365.com

 http://www.live365.com/cgi-bin/directory.cgi?autostart=sorabiaradio

 実際に放送を体験すると、思った以上に良いものだった、そうです。

 何といっても、非常に簡便で、準備にも手間がかかりません。

 必要なのは、いつも使っているパソコンとマイクひとつだけです。

 いつものように机に向かい、パソコンを操作しさえすればよいのです。

 音楽の音質はいまいちですが、トークには十分です。

 そして、インターネット・ラジオの利点がいくつかあるそうです。

・仕事に役に立つ情報を収集するための強力なツールであること。

・言語学習及び言語力を維持するためのツールであること。

・参加したいコミュニティーにどこからでも参加できるツールであること。

 雑用や居眠りをしながら聴くことができるのが、インターネットラジオの良い点です。

 今まで何気なく過ごしていた時間を好きなだけ有用な時間として活用できるわけです。

 これはとてもプラスですね。

 また、諸外国の放送局の放送を定期的に聴くことによって、かなりの情報を得ることができます。

 情報収集に役立つ番組;

・最新の出来事を報道するニュース的な情報。

・ある特定の分野の中・長期的動向を考えたり、あるいは特定の分野やある国の背景などを広く紹介してくれる番組

 ある特定の分野の中・長期的動向を考えたり、あるいは特定の分野やある国の背景などを広く紹介してくれる番組ですが、

 内容は、実に多岐にわたっているそうです。

・産業の動向を毎日報告する番組

・国の政治や経済問題について専門家たちが分析する番組

などです。

 インターネット・ラジオでは、こうしたかなり専門的な分野についていろいろな観点から紹介する番組がたくさんあるそうです。

 各国の公益放送局が中心に作っているトーク番組の情報は、非常に密度が濃いとのこと。

・政治

・経済

・科学技術

・文化など

 聞いてみる価値がありそうですね。

 外国語の聴き取り能力に不安のある人々にとっては、地域の方言も聴くことができるそうです。

 まるで現地の居酒屋に座っているような感覚になるかもしれないそうです。

 管理人も、同じ英語でも、国によって人によってずいぶん違うことを痛感したことがあります。 

 留学やホームステイ、または出張、旅行などで訪れたことのある地域のラジオ局の放送をインターネットで聴けば、ニュースや交通情報で出てくる地名が、様々な思い出を呼び起こしてくれることでしょう。

 このようにインターネットラジオは、人と地域との関係をより強いものにするそうです。

 また、出張や旅行などで訪れる予定の地域の様子を知っておく手段として役に立てることもできるそうです。

 ルイスさんが好んでよく聴くのは、ドイツ、ベルリンのラジオ局InfbRadioBerlinだそうです。

 初めてベルリンを訪れたのは1992年の秋で、イギリスからフェリーと夜行列車を乗り継いで、ベルリンのZoo駅でドイツ人の友人と合流したそうです。

 それから6年後の1999年1月に、またベルリンを訪れる機会があったそうです。

 ベルリンとその周辺を訪れたのはこの二度きりで、滞在時間にしてもわずか2週間あまりにすぎません。

 しかし、InfbRadioBerlinをインターネットで見つけて以来、自分とベルリンとの距離が急に締まり、欠かさず耳を傾けるラジオ局となったそうです。

 この放送局を聴く理由のひとつには、もちろんドイツ語の練習もありますが、同時に、ベルリンを身近に感じるという楽しみもあるとのこと。

 このように、訪れたことのある国の地方放送をインターネット・ラジオで聴きながら、そこで過ごした休日を、あれこれと思い出して楽しめるのも大きな魅力です。

 インターネットラジオも花盛りですね。

 現在インターネット上で生放送を聴けるラジオ局を数えるのはなかなか難しいようです。

 従来のFM・AM局で番組をインターネット上でも生放送している局も、少なくないそうです。

 生放送ではないものの過去の番組がいつでも聴ける「オンデマンドストリーム」を提供している局も、かなりあるそうです。

 そして、従来のFM・AM放送をいっさい行わないインターネット専用の放送局の数も、ずいぶん増えているようです。

 個人局のほとんどが音楽を次から次とかけるだけのもののようですが、トークショーなどを放送している人もかなりあるそうです。

 これがねらい目ですね。

 英語のヒアリングにいいものもありそうです、

 実際にインターネット・ラジオを聴きはじめると、そのうちいくつかのお気に入りが見つかり、それらを日常的に聴くようになるでしょうと、言われます。

 それだけ魅力があるということですね。

 これらの局はどこを拠点にしているのでしょうか。

 国別、言語別に検索すると、21カ国語の名が表示されるそうです。

 実際に個々の局の情報を読むと、これらの数字はさらに多いことが分かるそうです。

 たとえば、言語リストに含まれていない広東語で放送されている局もいくつもあるとのこと。

 放送の中身も当然あらゆるジャンルにわたり、各種の音楽はもちろん、ニュース・トーク・コメディー・スポーツ・宗教等々、考えられるだけの話題が提供されているそうです。

 オランダ・アムステルダムの警察通信をスキャンし、それをライブでインターネットに流すという異色局もあるそうです。

 これなら好きな分野が必ず見つかりそうですので、何語を勉強するにもインターネットラジオは有効なツールになりますね。

 本書が書かれたのは2002年ですが、

 日本におけるインターネット・ラジオの利用もすでに相当高いレベルに達していたそうです。

 現在のインターネットラジオ局の案内サイトを調べてみました。

・ラジオセンター

 http://www.nhk.or.jp/radiodir/

 日本のラジオのポータルサイト。コンテンツの一つとしてインターネットラジオの案内サイトとしても古くから行われています。

・KEATONライブガイド

 http://www.keaton.com/

 日本のインターネット放送全般のポータルサイトで、インターネットラジオに関する情報も含んでいます。

・2ch2インターネットラジオ放送

 http://iki.2ch2.net/

 インターネットラジオのポータルサイト。個人で日本初のインターネットラジオを一覧出来るポータルサイトとして開設されました。

 NHKなどはインターネット放送を無視しているわけではありません。

 しかし、放送法の改定がないかぎり英米と同じようにインターネット放送を始めることはできない、というのが現状とのこと。

 インターネット放送を受信できるのはまだ日本人の一部なので、みなが払っている受信料をインターネット放送に使うのは放送法に違反するということのようです。

 放送法が改定されない理由は、あくまで政治的なもののようです、

 この点は、いまはどうなっているのでしょうか。

 もし放送法の改定が望めない場合は、充実したインターネット・ラジオ番組を求めている人は、海外の放送サイトを利用するしかなさそうです。




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